終わることない夢を見たい!

ixは読まないでストーンズです。原石と音色って意味です。

戻れない時代(とき)を振り返る

 

2020年が終わった。

そして、2021年1月22日、デビュー1年目が終わった。

 

2020年、いろいろあった。私自身は3月から大きく仕事内容が変わり、6月からは通常業務に戻ったものの、一度考えたものがダメになったり、新しく仕事が増えたりして働き方改革とはほど遠い生活を現在進行形で送っている。

 

 

2020年、SixTONESはデビューした。待ちに待ったデビュー年。華々しくデビュー1年目を駆け抜けてくれた。多くの制限の中で私も楽しんだ。ジャニーズJr.松村北斗のファンとしては見られなかった、まだまだ新しい北斗くんの一面を見られた。

この先ずっと「2020年のデビュー年は大変な年だった」だけが記憶に残るのは、なんとも悔しいので、後で振り返った時に「2020年のデビュー年は大変だったけど、それなりに楽しかったよね」くらいは言える日記を残しておこうと思う。

 

脳内お花畑でいいじゃないか!思い出は美化されるんだ!!

それでは!スタ――――――――ト!!!!!!*1

 

 

 

 

 

  • カウントダウンコンサートにデビュー組と並んで出られた

2020年1月1日。2019ー2020年のジャニーズカウントダウンコンサート、SixTONESはデビュー曲を東京ドームで歌った。これまでのカウントダウンコンサートには、出演していたものの、地上波放送前にオリジナル曲を歌わせてもらい、放送中は先輩のバックについて踊るのみだった。それが、ついにデビュー組の先輩たちに紹介されて、地上波放送中にデビュー曲Imitation Rainを歌わせてもらった。客席の「きゃーーー!」という盛り上がりは、デビュー組の先輩ファンからの祝福のようでとても嬉しかった。立ち位置としては、デビュー組とJr.の真ん中くらいだったから、来年はシャッフルメドレーとかに参加できるといいな、と思っていた。

 

  • デビューコンサートでデビュー曲を聴けた

これは、本当に運がよかったんだと思う。2月末以降続々とコンサートが延期・中止になる中で、デビューコンサートができた。行けた。デビュー曲を観ることができた。別界隈でハマったグループも2020年デビューで、現場で見るのを楽しみにしていたけど、結局いまだに生で見られていない。横アリ・福岡・大阪までで終わってしまったけど、それでもデビュー前とデビュー後に生現場に行けてよかった。中止・延期になった会場については、いつか行きたいと思っている。行くつもりで交通手段や観光考えたし。

 

  • TGCしずおかに出た

遠い昔のようだけど、2020年TDCしずおかに出た。北斗くんがランウェイ歩いてた。花柄のブルゾン着て、カッコつけて歩いてた。SixTONESは歌ってた。 アウェイの環境でもRAM-PAM-PAM歌うSixTONESSixTONESらしくて好きだなーって思った。近くにいた坂道オタのお兄さんたちが「ジャニーズじゃね?かっけー!」って言ってくれてたの嬉しかったな。この1年男性ファン増えたらしいけど、ぜひ現場でSixTONESを見てほしい。半日以上たちっぱなしで大変だったけど、大トリで声援めっちゃ大きかったから、全部どうでもよくなった。ちなみに、TDCで初めて見て、周りの若者はキャーキャー言ってたけど、自分は名前くらいしか知らなかった人達を2020年年末にめっちゃ見るってことがたくさんあったから、あの場にSixTONESが出たことは非常に意義はあることだったな、と思う。

 

  • デビューCDが手に入った

「CDが売れない時代」と言われているのに、初週でミリオン突破した。すごい。同時デビューで、6形態で、スノスト名義で。いろいろといわくつきではあるけれど、めっちゃ売れた。話題になった。今でも音楽番組などで話題になっている。記録になっている。それでいいじゃないか。だって、デビューしたんだもん。

デビュー日前日に、地元のタワレコフラゲした。その時に店員さんに「デビューおめでとうございます。」って言われた。その一言が嬉しかった。私がデビューしたわけじゃないのに。CDショップでCDを買うなんて久しぶりだった。ずっと応援していたグループのCDが手元にあったら、ファン同士が対立してるのなんて、どうでもいいなと思った。売れたことも嬉しいけど、そもそもCDが手元にあるということが嬉しい。デビューしたんだな。

 

オリコンは2グループのCD合算だけど、ビルボードは売り上げ枚数以外にもツイッター等の指標もあり、そこで1位にさせよう!みたいな動きがファンの中に起こった。デビュー曲の曲名とグループ名を入れたツイートをたくさんすると、その数が集計されてビルボードのランキングに反映されるらしい。デビュー週に、SixTONESのファンが普段のツイートにデビュー曲とグループ名を入れて呟きまくった。SixTONES本人たちもアイランドTVを更新しまくった。それを見たSixTONESにゆかりのあるグループのファンの方々が、「○○担から援護射撃」「○○担から愛をこめて」などセンス溢れるタグが流れてきてにやにやした。ジャニオタセンスありまくりなんだよなーと思った。私のいちばん好きなタグはジェシーを尊敬してやまない小島くんの所属するAぇGroupのファンの方による「#ビバの恩返し」である。鶴かよ。本人たちにも届いていて、1月26日のコンサートMCでは、そのことにふれていた。ついでに、この動きの影響なのかは不明だけど、2020年年末にTwitterで発表された「2020年一番呟かれた芸能人」でSixTONESが1位になった。

バチバチやり合っていたように見えたかもしれないけど、私の主な生息場TwitterのTLは楽しそうだった。気がしている。疲れてる人もいたけど。ビルボードの集計とかランキングとか初めて知ったし。戦っている、というよりは楽しんだデビュー週だったと思う。賛否両論あったのも知ってるけど。

 

2019年夏に岡村さんのオールナイトニッポンの代打、2020年正月にニッポン放送でお昼のラジオ番組、そして4月からオールナイトニッポンサタデースペシャルのレギュラーになった。いつかSixTONESにやってほしい仕事ベスト3が、CM・ブログ・ラジオだったので夢が叶った。しかも、由緒正しいオールナイトニッポンNHKの方のラジオも好きだったけど、オールナイトニッポン始まってからはオールナイトニッポン派になった。田中樹がレギュラーで、それ以外の5人が週替わりで登場という形だった。4月に始まって、2回目以降はしばらくリモートでの放送。スタジオに戻ってからもアクリル板越しらしい。けど、めっちゃ面白い。2020年は世間的にもラジオ需要が高まったらしいし、私もラジオを聴くようになった。土曜日の夜でも出歩けなくなった2020年、サタデースペシャル枠で1時間半ひたすらコンサートMC状態で笑えるのは楽しかった。オールナイトニッポン常連のハガキ職人さん達とSixTONESのやり取りが楽しすぎた。少しずつオールナイトニッポン用のSixTONESの形ができてきて、リスナーとやり取りしながらSixTONESのラジオができてて、楽しい。今まで聞けなかった近況や、オチのない話や、剛腕リスナーからのツッコミは毎回お腹抱えて笑ってる。ラジオがなかったら観られなかったSixTONESの一面が観られて、オールナイトニッポンには感謝しかない。

 

  • 5月1日の記念日にいろんなことがあった

SixTONES結成5周年」「個人ブログ開設」「Youtube更新」「初インスタライブ」と盛りだくさんな1日だった。この時は緊急事態宣言真っただ中、第1波真っただ中だったから、ステイホーム中で、誰かと一緒にお祝いはできなかった。でも、家で次々と更新される記念日のもろもろに「5年って早いなー」と噛みしめていた。初めてグループ名をもらったことを知ったあの日、おめでとうと言っていたの何倍もの人が5周年を祝っていた。記念日を狙って、色々更新するSixTONESのことを「大事にするギャルみたい」って友達と笑った。ゴールデンウィークなのに外出できない日々はつらかったけど、その後たくさん更新される個人ブログを楽しみに、ステイホームを頑張った。

 

  • 雑誌にめちゃ載った

結成して1,2年の頃に掲載される雑誌といえば、アイドル誌5誌のみ。たまに載るテレビ誌。3、4年目になるとファッション誌も増えてきたなと思っていた。映画やドラマの時にはまあまあ出るようになった。でも、この2020年めっちゃ雑誌に載った。タウン誌や週刊誌、音楽誌にも載った。小さい記事ではなく、集合ページと個人ページがあったり、ピンナップが付いたりすることも増えた。最近は表紙になった雑誌とか、特に写りが良いと自分で判断した雑誌とか、インタビューが胸を打った雑誌とか、購入する雑誌は厳選しているようにはしているけど、それでも積ん読雑誌が増えている。1ヶ月の間にいろんなSixTONESが見れて、読めるのは嬉しい。

 

  • テレビにめちゃくちゃ出た

一時期「地上波ほとんど出ていないのにテレビ誌に載るSixTONES」な時期があったから、それを思うと、この1年のテレビ露出はすさまじかった。我が家のHDDレコーダーが何度も悲鳴を上げた。デビュー以降1年間でシングル3枚アルバム1枚コンサートDVD1枚をリリースし、そのたびに宣伝のために、朝の情報番組、バラエティ番組、クイズ番組などとにかくたくさん出た。SixTONESで自動予約設定してると、知らないうちに予約してくれるものがいくつもあった。北斗くんは個人バラエティはほとんどなかったけど、ドラマに2本出た。(2021年1月からも含めると+1本)2020年1月期の10の秘密では「松村北斗SixTONES/ジャニーズJr.)」という表記だったのが、デビュー日以降は「松村北斗SixTONES)」に変わったのが、嬉しかった。2020年10月からの1億円のさようならでは、2児のパパ役になっていて毎週新しい北斗くんを観られた。

 

デビューして、何年か経って、北斗くんが主演して、SixTONESが主題歌歌うドラマか映画があるといいなーと思っていたら、2020年6月23日主演映画が発表された。ライアーライアー。主演松村北斗・森七菜という発表以降、共演者発表、クランクアップ報告、公開日発表、そして主題歌発表。とにかくライアーライアーの何かが更新されるためにわくわくが止まらない。2021年1月下旬現在、松村北斗の雑誌祭り真っ最中。「いつかあるといいな」がデビュー年にかなうなんて思わなかった。嬉しい。嬉しい。

 

  • Jr.時代の曲がCDになった

Jr.時代が長かったSixTONESには、たくさんの未音源曲があった。それがシングルNAVIGATORとアルバム1STでCDになった。今までSixTONESの曲を聴こうと思ったら、少年倶楽部かコンサートに行くかYoutubeのコンサート映像か、しかなかったのがCDになった。今までの音源は客の「キャー!」っていう声が入っていたけど、CDになったらきれいな音しか入っていない。大好きで大切な「この星のHIKARI」は2番も聞けた。最高だった。

 

夏や年末の大型歌番組にたくさん出演したことで、ジャニーズ事務所の先輩方と絡むSixTONESがたくさん見られた。このご時世、ソーシャルディスタンス云々の関係で密にはなれないけど、シャッフルで歌ったり、先輩の曲をカバーしたり、カバーしてもらったりした。Jr.時代よりも、ジャニーズ事務所の一員であることを感じた。先輩たちから「ストーンズ」の名前が出ることも増えた。北斗くんがVS嵐に出演した際には、嵐のコンサートでの二宮先輩のあおりの話題を出し、SixTONESのコンサートで使用する許可も得た。いつかSixTONESみんなで来てねと言ってもらえたこともSixTONESのコンサートで話していた。縦社会のジャニーズ事務所の1グループとして、きちんと立ち位置があることが嬉しかった。

 

  • アルバムが出た

オリジナル曲をもらえるのは1年に1曲、多くて4曲。それが当たり前だったから、アルバムが出ると新曲がたくさん聞けることに改めて驚いた。新曲が一気に10曲以上。いろんなジャンルの曲があった。年に3枚のシングル、1枚のアルバム、アルバム引っ提げてコンサートツアーというジャニーズ既定ラインに則ったリリースだった。ペア曲もあった。きょもほくぅ…

 

  • Imitation Rainが好きになった

別に嫌いだったわけじゃない。初めてデビュー曲として聴いた2019年11月の時は「これがデビュー曲?!」と驚いた。デビューツアーで初めて聴いた時にはその前の語りでJr.時代のあれこれを話されるから、泣きながら観るしかなかった。デビュー日近辺は歌番組で聴きまくった。デビュー後のツアーで聴いた時には、これでデビューしたんだな、生歌を噛み締めた。その後、2nd、3rdとシングルを出して、年末の歌番組でまたImitation Rainを聴くことが増えた。何度も何度も聴いたImitation Rainが、より好きになった感じがした。特に紅白でのImitation Rainを聴いた時には「良い曲もらったなー!YOSHIKIさんありがとうございますー!!」って気持ちでいっぱいになった。

 

 

と、振り返ると、やっぱり楽しいことがたくさんあった。

 

多くのことが中止・延期になったし、もしかしたら発表されないまま流れてしまった仕事もあったのかもしれない。デビューコンサートの残りの公演だって、1STアルバムツアーの初日だって、行けるものなら行きたかった。オタク友達とああだこうだ言いながら、オタク最高!って言いながら乾杯したかった。「たられば」を上げたらキリはないし、今も「今すぐ新幹線乗って現場に行きたい」と思っている。1年の中で応援の熱量は上下したし、疲れて少し離れた時期も、実はあった。

でも、2020年、生きてるだけで頑張ったと言われた年に、こんなに楽しいことを提供してくれたSixTONESには感謝している。2021年もまた、楽しくSixTONESファンを続けられますように。

 

 

デビュー1周年、おめでとうございました!

*1:2020年と言いつつ、2021年の今日までのことも少し入ってます。あしからず。