終わることない夢を見たい!

ixは読まないでストーンズです。原石と音色って意味です。

嵐元年、ありがとう。

わたしの嵐元年がまもなく終わりそうなので、今年1年、嵐と過ごしたことを忘れない為に書きます。

 

現場通いのジャニヲタになって7年。Jr.担(来年YOSHIKIさん作のImitation RainデビューするSixTONES担)の私が、ついに嵐にハマりました。

「いまさら?」と思うじゃん?ね。まさか、あの国民的アイドルのファンクラブに入るなんてね。わたしが一番びっくりしてるんです。なので、温かい目で読んでね。許してください。コンサートの中身についても書いてるので、ネタバレ嫌な人は引き返してください。5×20、もう終わったからいいかな?

 

 

 

きっかけは、2019年1月1日0時20分頃。場所は、東京ドーム。ジャニーズ事務所恒例のカウントダウンライブを観ていた時です。

5人の嵐が、歌って踊ってたんですよ。めっちゃ楽しそうに。

ずっとテレビで観ていた人達が5人揃って歌う姿を観ているのが楽しすぎて、「この景色をまた観たい!」と強く思いました。

それまでの年も、カウコンには行っていたので、生で嵐は観ていました。でも毎年、嵐さんは紅白に出て司会をしていたので、司会のメンバーは東京ドームのカウコン会場まで間に合いませんでした。なので、「4人とお面」とかいう、「嵐っぽい感じ」を毎年観ていました。

だけど、2018-19年は違った。5人揃った。5人揃った嵐を観て、会場全体が「ほんものだ〜」って空気になったんですよ。カウコンだから、嵐以外のファンが多い中で、嵐が5人で出てきて、曲が流れたら「うわ〜!嵐だ〜!」って空気が変わりました。

そして、もちろん楽しかった。たった3曲だけだったけど、5人が歌ってるのを観て、一緒に口ずさみながら踊るのがめちゃくちゃ楽しかった。自担も出てたカウコンですが、嵐がとにかく楽しかったです。

 

 

帰宅してから数週間は、ファンクラブの入会を悩みました。2018年末のコンサートで「5×20ツアーの追加公演めっちゃやるよ〜みんな来られるようにするよ〜」というのが発表されたのは知っていました。入会を悩んでいたのは「嵐は4年に1回当たればいい方」と聞いていたので、今さら入ったところで発表されたツアーが当たるのか疑問だったからです。しかし、カウコンの嵐が忘れられず「今回当たらなくても、まあ、5年以内に一回行ければいっか」くらいの気持ちで入会しました。「生の嵐をもう一度観る」がファンクラブ入会の第一目標だったので、ツアーの申し込み開始を楽しみに待っていました。入会日は1月19か20日です。

 

そう。休止会見の1週間前。入会して番組のお知らせが1.2回きたかな?という嵐のファンクラブから日曜夕方にメールがきて、動画観て「うぉ、マジか」って思いました。まさかのタイミング。でも、夜に会見見て、結構納得しました。いや、納得っていうか、理解したというか。あれだけしっかりした会見見せられて、ファンクラブ入会して1週間のわたしなんぞが何か言う筋合いはないというか。嵐の良さに気付いて、1ヶ月経ってないからさ、そんなに賭ける思いも強くない訳で。コンサート行けたらいいな〜と思ってたくらいの熱量なんで、休止はびっくりしたけど、それまでまだ時間あるし、2年の間にコンサート行けたらいいなーって漠然と思いました。

 

 

 

で、無事にコンサートに行けたんです。今年。当たった。いえーい!

いやー、楽しかった。異次元だった。テレビで観てた嵐が目の前にいた。感動した。

 

歳がバレるから小声で言うけど、嵐のデビューの時は小6でした。8時だJが大好きで、放送翌日に「昨日の8Jの〇〇くん面白かったね」と話すのを楽しみに学校に行ってました。Myojo買って、友達と切り抜きの交換とかしてました。そんな小学生だったので、嵐のデビューはテレビで観てました。中学生になっても、ジャニーズ好きだったけど、部活が忙しくてドラマもちょいちょいしか観れなくて、高校に入ってからは勉強も忙しくてますますテレビ観なくなって、大学生になった頃がちょうど5×10の頃で友達が相葉ちゃんにハマってアルバム久しぶりに聴いた、気がする。気がする程度で、全然追っかけてなかったんです。いや、でもTimeのアルバムはめっちゃ好きだったな。

社会人になって、しんどかった時に嵐聴いてた時期あったけど、コンサート行きたい!ってほどじゃなかった。でも、その後Jr.にハマっていまJr.担してるんですけど。嵐は茶の間も茶の間、超茶の間応援でした。

 

だから、ジャニヲタではあるけど「嵐担」「嵐のファン」にはなったことないんです。

 

でも。

 

5×20の曲9割以上歌えた。改めて、自分の人生の割と近いところに、嵐はいたんだなと実感しました。隣ではないけど、割と近く。曲を聴くたびに思い出す景色がいろいろあって。例えば、中学時代に給食で流れていたなーとか、大学時代に友達の家に行って、ひたすらPV観たなーとか。その時の歌番組とか、ドラマとか。曲を聴きながら、目の前で歌っている嵐を観ながら、たくさん思い出す人やものがあって、実は近くに嵐がずっといてくれたことを感じました。

 

 

嵐のコンサート初心者にとって、嵐のコンサートの最初の驚きは「ペンライトの色の変わりよう」です。制御ペンライトの世界が初めてだったので、衝撃。こんな世界があったのか、と。赤・黄・青・紫・緑・白以外に光るペンライト、チカチカ不規則に光るペンライト。最初は本当に壊れたと思いました。びっくりして隣の人見たらチカチカしてて、周り見てもチカチカしてて、「あーこれが制御された世界かー」とうっとりしました。演出によって変わるペンライトは、自分もコンサートの一部になれた気がしてとても楽しかったです。C&Rだけじゃない、生のコンサートの楽しみ方です。クリーム色、エメラルドグリーン、薄ピンク…と見たことない色のペンライトに染まる客席とその中心にいる5人はとても美しい光景でした。

 

あと、好きだったのは「果てない空」の演出。元々、嵐なら二宮さんが好きだったのもあるけど、私のドストライクな演出だった。超大型スクリーンの前に歩きながら出てくる二宮さん。二宮さんのソロで始まり、二宮さんが歩いた所に花が咲いていくのです。4人が少しずつ歌に加わり、花一面が広がります。すると、雨が降ってきて、その雨が5人の周りに降り注ぐんだけど、次第に「空」や「虹」等の漢字が降ってきて、その漢字が空になり、虹になっていく… 言葉では全く伝わっていないと思うんだけど、めっちゃ好きでした。果てない空は、社会人一年目で、仕事しんどい、楽しいことない、何もかも嫌だった時期にひたすら聴いてた曲なのもあって、そのこと思い出しました。力強く魂込めて歌う二宮さんに、あの頃の自分を肯定してもらった気持ちにもなりました。二宮さん、かっこよかったです。

 

他にもいいところ上げたらキリがないんです。これまでデビュー組からJr.まで各種コンサート行ってきました。好きなコンサートはたくさんあるけど、これほどまでに「どこを切り取っても楽しい!」ってコンサートはなかなか思い出せないんだよなー。

 

 

 

嵐のコンサートに行ったら、小学生のころテレビで観ていた人が、目の前で歌って踊って笑っていました。ジャニーさんの「子どもは大人になれるけど、大人は子どもに戻れない。」という言葉は、私には「大人になるのも悪くないよ」とも聞こえます。子どもの頃、嵐を生で観られるなんて思ってなかった。歳重ねて、一生懸命働いて、お金稼いで、ファンクラブ入って、コンサートに行けました。大人になったら全部自分で、自分のしたいことができました。少年たちよ、大人も悪くないよ。

 

 

コンサートが終わった後、嵐のファンの友達に色々教えてもらったことも大きいです。「コンサートに行った!めっちゃ良かった!」って友達に言ったら、嵐の過去のコンサートの鑑賞会しよう!って言ってくれて、私に見せたいコンサートや番組を厳選して見せてくれました。アラフェス、宮城、ハワイ(半分)、あとバラエティと、ニノのソロと…。どれも楽しくて、知らない曲も楽しいし、演出一つ一つが凝ってるし、衣装も豪華。その時の言葉とか、実はこんなことがあったとか、裏話を友達が解説してくれたので、より一層面白かったです。ジャニーズ事務所の先頭を走るグループなだけあります。最高のエンターテインメント。すごいなー、嵐すごいなーばっかり言ってました。今さらハマったことより、嵐の魅力に気付いてくれて嬉しいなんて言ってくれる友達、優しすぎた。

この場を借りて、ありがとう。素晴らしい世界へ後押ししてくれて、ありがとう。

 

 

1月27日の会見で「無責任ではないか?」って記者さんから質問あったじゃないですか?それに対して、櫻井翔くんが「我々からの誠意は、休止までにおよそ2年感謝の思いを伝える期間を設定した。その姿勢をみて、無責任かどうかを判断してほしい」って答えた、あれ。会見後は数多くの批判的な意見が上がっていたけど、私は、あの質問によって櫻井くんから引き出された「誠意」という言葉が好きです。

嵐元年、私が一番感じた嵐の魅力は「誠実であること」です。「仲がいいこと」が嵐の魅力とされがちだし、今までそう思ってきました。でも、それは、メンバー5人に対して、ファンに対して、スタッフや関係者に対してのそれぞれ5人の誠実さの証としての仲の良さであって、魅力は誠実さなんですよ。やっぱり。「魔法使いかな?」って思うような演出を、毎回コンサートの度に考えて楽しませてくれる嵐5人は、誠実さの塊です。

聴きたいと思わせる曲をリリースしてくれる、観たいと思わせるテレビ番組を観せてくれる、行きたいと思うコンサートをしてくれる。ファンが出したお金と時間を、最大限の形で返してくれる。誠実という以外の言葉見つからないんですよね。嵐の誠意は、少なくてもファン1年目の私には痛いほど伝わってます。

 

櫻井くんの言葉でもう一つ。「10年前の国立観に来てくれた一つ。ありがとう。ずっと支えてくれて。お互い歳をとりましたね。その一方で、今日初めて嵐を観に来てくれた人。ありがとう。我々はずっと待ってました。」という言葉。今回のコンサートの最後の挨拶の言葉です。ずっと待ってました、という言葉、嬉しかったなー。「こんな私でも、会いに来てよかったんだ」って思えて。今年、改めて、嵐に出会えてよかったです。楽しい1年でした。2年目もよろしくお願いします。

 

 

2020年12月31日11時59分、際の際までやるって二宮さんが言ってたから。あと1年。嵐が言う「まだ誰も見たことのない世界」を何か一つでも見れたらいいな。楽しみしかない。